another tryについて

なぜ勉強会を「有料」でやるの?

投稿日時:2023年5月13日 / 更新日時: 2023年5月13日

ひきこもり・持病・育児・介護などの理由で、いきなり外で働くのはむずかしい人向けの

就労支援サービス「another try」では、月1回、渋谷区で在宅ワークで稼げるスキルの勉強会を開催しています。

> 参考:イベント情報ページ

この勉強会については、参加者のみなさんに「1回2,000円」の受講料のお支払いをお願いしているのですが、

先日、お問合せメールで「なぜ有料なんですか?無料でやってくれないんですか?」という

ご要望をいただきました。

 

たしかに、社会復帰支援の講座に関しては、

自治体が無料でやっていたり、ボランティア団体が無償で開催していたり

する講座もあるのかもしれません。

 

ただ、another try では、今後も当面「有料」での開催 にしようと考えています。

 

じつは、「無料講座」にした方が、参加者はドッと集まります。感謝もされます。

 

でも、「無料」の弊害もあるんです。

・様子見、日和見の人が増え、真剣に学びたい人との差が生まれてしまう。
(→ 積極的に講義に参加しない人が増える。)

・開催内容をよく読んでいない人が来てしまう。
(→ 今回の場合だと、久しぶりに外に出てくる人もいるので、不安な気持ちを抱えた人に対する配慮ができる人だけ参加してほしい〜と記載しているのですが、そうした要項を見ずに申し込むリスクがある。)

・何の連絡もなく当日キャンセルされる方が増える。
(→ 人数に限りがあるので、本当に学びたい人の機会を奪ってしまう可能性がある。)

 

上記のような弊害を考慮すると、

ある程度、間口を狭めておいた方が、受講者の方が安心して参加できる環境になるのでは…

と思うのです。

 

あともう1点、これは私が貧乏性だからかもしれないですが、

お金を払ってセミナー受講すると、

「支払った分だけ、元を取らなきゃ」

という心理が働いて、何か1つでも学んで帰るぞという気合で、学びが深まります(笑)。

 

「勉強会参加してみたい!」という人は、

> イベント情報ページ からお申し込みください。

Aika.Y

Aika.Y

another try 代表。幼少期にがんで母を亡くし、以降、親戚の家などで過ごす。家から一歩も外に出られず引きこもったり、めずらしい膵臓病になり、「一生働けない」宣告をされた所から社会復帰。現在は広告代理店を経営しながら、"同じように困る人を1人でも減らすこと" を目ざして、日々苦闘中。

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