日常のひとこと

「他者評価」で生きてない?

投稿日時:2023年4月26日 / 更新日時: 2023年5月1日

最近、すごく感じるのが「他者評価」で生きている人が多いな…ということ。

今週会った人がたまたま、その傾向が多かったからなのかもしれないんですが、

「勝手に作り出した他者評価」に一喜一憂して、しばられて、苦しんでいる人が多くて…。

 

「そんなに気にしなくて良いんじゃない?」と言いたくなりました。

 

たしかに、

「他の人からどう見えるかを考えて動ける人」や

「他の人の気持ちも考えた行動ができる人」って素敵ですよね。

 

自分視点だけでなく、他者視点でも考えられる人は、

すごく気が効く人が多いし、結果、お仕事や人間関係などもうまくいくケースも多いと思います。

 

でも、ふと気になるのは、「他の人からどう見えるか」を気にして

落ち込んだり、不安になったり、周りがわかってくれない…と怒っていたり、

必要以上に苦しんでしまっている人が多いんじゃないかなということ。

 

意外と、人って他人に無関心で。

たとえば、前髪切りすぎた時。 本人はすごく気にしているものの、

他の人からすれば、30分くらいで見慣れて気にならなくなったり、

そもそも、前髪切ったことに気づいていなかったり…ということ、珍しくないと思います。

 

「変って思うんじゃないか?」「かわいくないと思われたらどうしよう…」と

“勝手に自分が作り出した他者” に苦しめられてしまっているだけ、ということ多いんです。

 

どれだけ素晴らしい肩書きを持って、

どれだけ仕事で立派な業績を上げて、

どれだけ裕福な財産を持ち、

どれだけ幸せそうな家族に恵まれたとしても、

 

人は、死ぬ間際になると、

そんな他者評価とは関係なく後悔したり、

「自分の人生って何だったんだろう」と無常感を味わったりするものです。

 

人生の最後の時って、

「自分で自分の人生に満足できるか?」が重要なんですよね。

 

(わたしは3年半前、すい臓病になって、大手術をした時に、そう実感しました。)

 

退院して以来、

「自分の人生に関わりがない人の評価を気にしたってしょうがない」

「他者の目を気にして格好つけたって、仕方ない」

「結局、自分が納得できるかどうか。自分が納得できなかったら、どんなに人からすごいねって言われても、満足できないからダメだよ。」

と考えるようになって、

 

“勝手に作る他者評価や思い込み” で生きるのをやめたら、

人生が楽になりました。

 

他者評価を気にするからこそできることもあったり、

人の目を気にするからこそがんばれる ということもあったりするので、

一概に「他者評価重視がNG」とは言えないんですが、

 

もし、今、すごくつらかったり、

他の人との関係で悩んでいたり、

他の人と自分を比べて傷ついたりしているのであれば、

 

1回、「他者評価」で生きるのをやめてみても良いのでは…と思います。

 

他の人から「哀れだね〜」と思われたとしても、

自分が自分の生き方に納得していたら、

案外、幸せな気分です ♪

 

Aika.Y

Aika.Y

another try 代表。幼少期にがんで母を亡くし、以降、親戚の家などで過ごす。家から一歩も外に出られず引きこもったり、めずらしい膵臓病になり、「一生働けない」宣告をされた所から社会復帰。現在は広告代理店を経営しながら、"同じように困る人を1人でも減らすこと" を目ざして、日々苦闘中。

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